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不動産売却時の売り出し価格の設定方法はどうすればいい?

不動産売却 売り出し価格

 

買うときはできるだけ安く、売るときはできるだけ高く売りたがるのは誰だって同じでしょう。

 

でも不動産だと所有してるだけで維持費などかかってくるので売りに出したなら早く売れてくれないと経費も増えていってしまいます。

 

でも早く売るには適正な価格でなければいけません。

 

ではどうやって適正価格にするのか?

 

そのやり方と高く売れるタイミングについて調べてみました。

 

不動産の売り出し価格の決め方

簡単な方法だと利回り基準で決める方法があります。

 

単純に利回り10%になるように価格設定する、といった具合ですね。

 

この場合、満室での家賃収入が年間500万なら売り出し価格は5000万です。

 

ただ一般の投資家は融資を利用して購入される方が多いのでキャッシュフローがどれくらいでるのか?を考えてつけるそうです。

 

売れにくい地方エリアにある物件だったなら、キャッシュフローが多く出るような売り出し価格を設定する、などですね。

 

物件の評価やエリア、融資利用時に予想される金利や融資期間から返済比率を考え、キャッシュフローが十分出るかどうか?を判断しているようです。

 

 

高く&スムーズに売れるタイミングとは?

たとえば特定の金融機関が来年1月から融資条件厳しくなる、という情報がわかっていたら、今年12月までには売却に出しておきます。

 

そうすればいい条件で融資が出やすいので買い手も出てきやすくなります。

 

融資条件が良ければ、多少売り出し価格が高くても返済額が少なく住んでキャッシュフローがでやすいため売れる可能性も高くなります。

 

また、いくら欲しがる人が出ても融資がおりなければ買ってくれませんからね。

 

金融機関の動向を知っている不動産業者なら適切なタイミングも図りやすいでしょう。

 

投資物件に強い業者ならいろんな銀行へ頻繁に出入りすることになりますし、そういった情報を掴んでいる可能性は高くなります。

 

 

日本では売買益メインで不動産投資されてる投資家さんは少ないみたいですが、個人が5年以内に売却すると「短期譲渡税」というものがかかってしまいます。

 

税率は39%とかなりのもの。そのため5年保有してから売却する、という考え方がほとんどだそうです。

 

5年以上前の安かったときに買った物件なら不動産投資が過熱している売り手市場の今は売るにはベストタイミングと言えそうです。

 

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まとめ

不動産を売却するときの価格決定についてまとめました。

 

買い手が最初に見る可能性が高いのが売却価格です。

 

これ次第で見向きもされないこともあり得ます。

 

適正な売り出し価格にするにはノウハウを持った不動産仲介業者との出会いも必要ですが、自分でもある程度の知識は身に着けておきたいですね。

 


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