不動産投資 火災・地震保険の選び方
不動産オーナーのほとんどが加入している火災保険&地震保険。これらの災害を防ぐ方法はありません。そこで少しでもリスクを減らすには災害発生あとに補償してもらう方法しかありません。また災害以外にもちょっとした物件トラブル(雨漏りなど)にも対応してくれるものもあるためぜひ活用しておきたいのが保険です。ただ保険に加入するといってもいろいろな種類がでています。そこでここではどのように保険商品を選べばいいのか?その選び方についてまとめてみました。
いろいろな損害保険の選び方
ほとんどの方は掛け捨てになる保険をコストととらえています。ですのでできるだけムダな範囲を省いたり、とにかく低料金な会社を選ぶようです。でも逆にこの先大震災が予想されているのが不安だから多少高くなっても保証範囲で選ぶ人って人もいるでしょう。ここは投資家の好みによるのでどれが正解というのはありません。災害なんてだれも予測できないので個人の判断次第です。
ただ、不動産を所有しているとよくある物件トラブル(雨漏り、設備の故障など)への補償はコストカットで省きがちな特約部分で補われていることが多いんだそうです。そう考えるとコスト至上主義だと逆にコストがかかってしまう結果になるかもしれません。
損害保険会社の選び方
安さ重視なら大手以外を。ですが基本的に大手のほうが保険金請求するとき専門部署があるのでスムーズのようです。もちろんその分割高になりますけどね。ちょっとしたトラブルでもすぐ保険を使いたいなら大手のほうがいいかもしれません。水漏れなんかは早く対応してくれたほうがいいですからね。
損害保険の代理店の選び方
保険商品や会社については不動産投資家の好みによるところが大きいんですが、担当してくれる代理店はきちんと選んでおきたい部分。保険金を請求するにも代理店を通してすることになるので、担当者のスキルややる気次第で結果も変わってきます。ただ請求業務は営業成績に全く関係ない部分です。そこを確実にやってくれる代理店さんだと安心できますね。こういうのは成功している不動産投資家さんに紹介してもらえると一番確実性が高いと思うので、セミナー等に参加してお近づきになるなどやってみるといいですね。そのときただのクレクレ君ではマナーが悪いので、相手に何か1つでもメリットある提案は必要でしょうけど。
保険商品と似たような性質を持つ「共済」
県民共済、JA共済、全労済などの共済は、それらの組合員にあることで保険のような補償が受けられます。基本的にこちらのほうが安いため利用する大家さんも多いようです。
地元東海地方の「県民共済 愛知県生活協同組合」の火災共済の保証内容をみてみるとこんな災害やトラブルに対応しているようです。
- 火災
- 消防破壊・消防冠水
- 破裂・爆発
- 車両の衝突
- 落雷
- 他人の住居からの水もれ
- 突発的な第三者の直接加害行為(損害額が5万円未満のものを除く)
- 建物外部からの物体の落下・飛来
- 暴風雨
- 旋風・突風
- 台風
- 高潮・高波
- 洪水
- 長雨・豪雨
- 雪崩
- 降雪
- 降ひょう
- 地震
- 津波
- 噴火
けっこういろいろなものに対応してるんですね。