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民泊 東京都大田区の特区民泊

民泊 東京都大田区の特区民泊

 

この記事書いてる本日2016年2月3日から東京都大田区で特区民泊が始まったようです。全国初なんだそうですね。東京オリンピックで訪れる観光客対策が狙いらしい。

 

大田区の特区では以下の条件を満たしていないと民泊運営できないようです。

 

「国家戦略特別区域法施行令」による印旛区の条件
  • 使用期間が7日以上
  • 部屋の床面積が原則25u以上
  • 泊まる部屋とその他空間は壁で区切ってある
  • 換気、採光、照明、防湿、排水、冷暖房の仕組みが整っている
  • キッチン、浴室、トイレ、洗面設備がある
  • 寝具、テーブル、椅子、収納家具、調理器具、掃除道具がある
  • 利用の際に清潔な部屋を提供できる
  • 利用方法を外国語で案内している

※2015年末の情報を元にしているので現在は多少違う可能性もあります

 

25uはある換算サイトで計算したら「7.56坪=15.09畳」とでてきました。15畳の部屋なんてなかなか一般家庭にはありませんよね。そう簡単に普通の民家を宿泊施設にはさせてくれないようです(汗)

 

 

この取組は空室対策、外国人観光客増に対応できてない宿泊施設不足解消などの面から期待されているものですがどうなることやら。まずは新しい仕組みができたことはいいですね。ぜひ成功してもらって全国へ広がっていってくれれば。また民泊を縛る法を改正してくれたらと思います。積極的に話し合いされてるみたいですし、今年度くらいには期待できるかも?

 

 

そもそも民泊ってどんなもの?

民家に宿泊するのが民泊です。範囲はかなり広く、自分の家に知り合い泊めるのも他人からお金獲って泊めるのも民泊のようです。

 

民泊する上で旅館業法の何がネックになってるのか?

旅館業法では「宿泊施設を貸してお金をもらうことができるのはホテルや旅館だけ」となっています。

 

タダで泊めてあげたら「どうしてももらって欲しいから」とお金渡された場合も入ってしまいそうなのが微妙ですね。この場合は営利目的じゃないから良し!となるのかどうなのか。正確なところは裁判官の判決任せなのでどこかで事例出ないことにはわかりません。まぁ言わなければそれで済む話ですが(汗)

 

 

将来的に旅館業法の規制もゆるくしてくれると思いますが、ホテルや旅館関係者の反発はあるんでしょうね。不動産投資家からすれば空室対策に使えそうですけど。あとだれでも自宅を宿泊施設にできるとなったら、自宅住居への軽減税率適用とかに影響ありそう。自宅をビジネスに使えるようになるわけですし、部屋数多いマイホームには適用しませんってなるとか?少なくとも民泊許可申込は必須なので届け出したなら事務所や店舗としての税率になったりしそう。


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