イエウール
不動産投資のリスク
株式やFXなどより土地や建物がある分低リスクと言われている不動産投資。といってもゼロではありません。
では不動産投資にはどのようなリスクがあるのか?についてまとめてみました。
不動産投資のリスクいろいろ
空室リスク
空室が全然埋まらないと儲けがでないどころか赤字経営になってしまうかもしれません。
家賃下落リスク
建物は新築が一番ベストな状態です。
そして100%劣化していくため魅力もなくなっていきます。
新築時と10年後が同じ家賃ということはまずないでしょう。
家賃滞納リスク
一番身近でダメージの大きいリスクですね。
滞納が続くようだと空室よりも面倒です。
災害リスク
大地震や最近増えてきた竜巻、洪水、台風から火事までさまざまです。
保険に入っていても全額補填されるかはわかりません。
建物を保有するからこそのリスクですね。
管理業者倒産リスク
お任せしていた業者が倒産しないとも限りません。
ただこれはどの業界でもありえることですね。
欠陥・事故物件リスク
横浜マンション傾斜問題のように購入したあとで何かしら問題発生してしまうパターンもありえます。
また事件が起これば事故物件となり今後の入居者募集や家賃設定に悪影響が出ます。
金利上昇リスク
ほとんどの投資家さんは金融機関の融資を利用して物件を買います。
そこで変動金利制を選んでいると経済状況などにより金利が上がり、購入時思い描いていたような収益が計算できなくなる可能性もあります。
リスクによる影響は?
主なリスクはこんな感じですね。
そしてこれらリスクをマクロな視点でみると収入(家賃)が減る、経費がかかる、の2つに分けられます。
家賃収入の減少リスク
この中で収入減リスクである空室・家賃下落リスクはどんな物件でもあることでしょう。
時が経てば古くなっていき魅力もなくなっていきます。
近くに新築物件が建てば家賃を低くするくらいでしか呼び込めなくなるかもしれません。
また人口減が激しい地方物件だと対処するのも難しいですね。
ただそれは買う前にある程度わかることですし、最初から下落するものだと思って織り込んでおくようにしたいですね。
経費リスク
経費関係のリスクで大きなものは災害リスクですが、これは保険活用でかなりカバーできます。
立地にもよりますが災害なんて合わないと思ってる人ほど入っておいたほうがいいでしょうね。
カバー範囲を広くしておけば安心ですし必要経費として考えておきたいコストです。
また金利上昇リスクも災害リスク同様予想できないタイプのもの。
これは最初から収益性が高い物件を買っていくしかありません。
投資拡大していくためにも物件の収益性の高さは最重要項目なので妥協せず探していきたい部分です。
まとめ
不動産投資するときに起こりうるリスクについて紹介しました。
不動産投資におけるどんなリスクもある程度対処可能なのでこのあたりに不安を感じている方は勉強あるのみ!ですね。