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不動産購入 概要資料チェックで気をつけたいポイント

不動産購入 概要資料チェックで気をつけたいポイント

 

投資物件の概要資料には住所、価格、利回り、築年数、構造、面積などいろいろな情報が記載されています。

 

あくまで紙面上の情報なので実際との差はでるものですが、物件選びで重要な情報が詰まっています。

 

買付申込するにもスピードが大事なのでここに載ってる情報だけである程度計算できるようにしておくと良さそうです。

 

そこでこの「概要資料」からどんな情報を得て何をチェックすれば良いのか?について調べてみました。

 

不動産の概要資料で見るべきポイント

参考例としてネットにでていた売り物件の概要資料をピックアップ。

 

住所: 東京都武蔵野市吉祥寺東町3丁目
価格: 14500万円
現行利回り: 5.1%
築年: 1984年9月(昭和59年9月)
年間家賃収入: 7476000円(現況満室)
建物面積: 254.88u(約77.1坪)
土地面積: 247.15u(約74.76坪)
賃貸状況 総戸数12戸、稼働戸数10戸
間取り: 1K
構造: 木造2階建て
駐車場: なし
土地権利: 所有権
地目: 宅地
接道状況: 東3.7m私道
建ぺい率: 60%
容積率: 200%
用途地域: 第一種中高層住居専用地域
都市計画: 市街化区域

 

まずこのなかで利回りと築年数と構造、そして住所と価格をチェックします。

 

利回り・構造・築年数からだいたいの金利を予測

利回りが5.1%、木造で耐用年数オーバー(木造22年)なので融資してくれる金融機関が限られること、築古木造でも融資OKの金融機関ならどれくらいの金利になりそうか?キャッシュフローは出そうか?を予測します。

 

この物件は出ないでしょうね(汗)

 

住所から需要をチェック

物件所在地は入居者募集しやすいかどうか?をチェックします。

 

この物件のエリアは2016年借りて住みたい街ランキング1位の吉祥寺エリアなので空室は比較的簡単に埋まりそうです。

 

その点に関しては問題なさそうですね。

 

 

概要資料からはおおまかに「キャッシュフローがでそうか?」「空室は埋められそうか?」をチェックするといいようです。

 

あと、概要資料の情報と「レントロール」資料から収入と支出をチェックし、利回りが本当はどれくらいになるのか?を見ておきたいですね。

 

レントロールには家賃や共益費、など収入や支出に関する項目が載っています。

 

それらから実際の利回りを割り出し判断していくことになります。

 

たまにオーナーが水道光熱費などを家賃に含め支払っているパターンもあります。

 

この場合入居者は節約への意識が低くなるので支出が増える傾向にあります。

 

となると利回り5.1%からさらに減ることになります。

 

詳細はこちらの記事で⇒レントロールチェックで気をつけたいポイント

 


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