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不動産投資するときにマンション管理士資格があったほうがいい?

マンション管理士

 

前回、不動産鑑定士資格について調べました(⇒不動産鑑定士資格は持ってるほうがいい?)。持ってたほうが有利ではありますが、合格までの難易度の高さとそれにかける時間を考えると現実的でないという結論に。ただ不動産関係の国家資格は不動産鑑定士だけじゃありません。マンション管理士や管理業務主任者というものもあります。いずれマンション1棟買っていくのであれば、これらの資格もあったほうがいいかもしれないということで、今回はこの2つから「マンション管理士」の資格について調べてみました。


マンション管理士とはどんなもの?

2000年、マンション管理適正化法が制定されるに伴って新設された国家資格が「マンション管理士」です。マンション管理について助言、指導や援助することを仕事としています。要はアドバイザーですね。呼称は「マン管」とも略されるらしい。

 

この資格、特筆してこれがないとマンションを管理しちゃダメ!とかそういうのはないみたいです。言い方悪いかもですが、単なるアドバイザーでしかありません。あと、マンション管理のアドバイスはこの資格なくてもしちゃってOKなので、ますます必要性が感じられません。アドバイスしてお金もらうのがダメともありませんし。管理業務は不動産業者任せにしたほうがほかに時間使えるし全然必要ないですね。

 

それにしてもなんでこの資格作ったんでしょう。試験やると国や関係機関がお金儲かるからですかね・・・。天下り先作ったのかな。なんにしても不動産業界関わってる人くらいしか有用性ありません。ただせっかく調べたので試験概要などもここにメモっておきます。

 

マンション管理士試験について

受験資格

条件はとくになし
幼稚園児でも受験可能です

 

実施時期

年1回
11月最終日曜日に開催されます

 

試験内容

・マンション管理に関する法令及び実務
・管理組合の運営の円滑化
・マンションの建物及び附属施設の形質及び構造
・マンションの管理の適正化の推進に関する法律

 

に関する内容から出題されます。

 

合格率

合格率は約8%。12人の1人くらい受かってる計算ですね。この資格ができた初年度は10万人以上が受験してますが、2014年度は約6分の1の1万7千人くらいに減ってます。不動産業界関係者がほとんど受験済ませてしまったんでしょうね。

 

 

詳細は公益財団法人マンション管理センターの公式サイトをご覧ください
⇒http://www.mankan.org/

 

 

マンション管理士の年収

この資格持ってる人の年収(といってもこれ以外にも資格もってる割合は多いはず)はだいたい400万くらいらしい。もちろん年齢や地位によって300〜800万くらいの間で上下あるようですが。取得難易度もかなり高く、不動産業界に身をおくなら持っておくと有利な資格ではあります。

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