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投資物件の家賃などの設定方法

投資物件の家賃などの設定方法

 

不動産購入後は管理会社に全部お任せして経済的自由を満喫〜♪もいいんですが、現実はそこまで甘くない(汗)

 

時が経てば建物は劣化し魅力を失っていきます。

 

それにともなって家賃も下げていかなければ空室が増えていくことでしょう。

 

ある程度関わっていくことは必須です。

 

 

そこで、入居者募集の大事な要素「家賃」「敷金」「礼金」や入居者募集にかける広告費はどれくらいを考えておくといいのか?についてまとめてみました。

 

 

周辺にある賃貸物件の相場をチェック

基本的に保有物件の周辺にある似たような条件の物件をチェックしそれに合わせます。

 

仮にファミリー向け3LDKメインの物件を購入するなら事前調査で同条件の家賃相場をチェックしているはず。

 

そのとき空室状況もみますが、空室が多いようなら需要が少ないか供給過剰の可能性が高いので、どれくらいの家賃ならいけそうか?を直接不動産業者に聞いみてましょう。

 

また依頼しているところ以外の不動産業者にも聞き込み調査しておきたいですね。

 

家賃設定

入居者が一番気にするのが家賃。

 

そして投資家にとってもここが収入元なので一番大事なポイントです。

 

それだけに慎重に決めることになります。

 

ただ空室を埋めることばかり気にして簡単に家賃を低くしていくと物件価値も下がってしまいます。

 

そこでまず家賃以外の入居者負担(敷金、礼金など)を下げる、一ヶ月家賃無料などとする方法も有効です。

 

下げるときはあくまで周辺相場に合わせて下げていくことになりますね。

 

敷金礼金設定

昔は入居時に預かった敷金をつかって修繕したりしていましたが、平成10年に日常的な劣化に関してはオーナーが負担するよう法律で定められました。

 

そのため家賃滞納や日常的でない損傷くらいにしか使えなくなり、今では最初から敷金礼金ゼロ円とするオーナーさんも増えてきているみたいです。

 

よって家賃維持のために利用するのが一番効果的でしょう。

 

広告費設定

入居者募集には当然ですがコストがかかります。

 

管理会社がネット上に物件情報を掲載したり、店頭で紹介するなど人件費や宣伝広告費が含まれます。

 

料金は地域によってまちまちですが、家賃1月分といった設定が多いようです。

 

これに関しては地域の需要に大きく影響されます。

 

需要が高ければ入居希望者が勝手に見つけてくれるのでゼロ円になることも。

 

ただしここにいくらコストを掛けたところで家賃や敷金などの設定が高いと決まりません。

 

まずは広告費以外の項目を見直すことが肝心です。

 

ちなみ支払いは入居者が決まった時に業者へ支払うことになります。

 

まとめ

入居者を募集するときの家賃などを決めるときのポイントを解説しました。

 

委託している不動産業者にお任せでもいいのですが、投資家としては最低限知っておきたい部分です。

 

自分でも周辺物件を調査してみて実際の数値を知っておきたいですね。

 


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