イエウール
不動産購入時の業者対応と購入心理
ポンポン不動産を買えるようなお金持ちでもなければ、不動産購入は一生のうちでかなりの大イベントです。
購入する側の心理は激しく一喜一憂していくはず。
そんなお客さんを見ながら業者は何を考え対応しているんでしょうか。
ここでは(健全な)業者側の対応について解説していきます。
不動産業者の対応
業者は不動産を買ってもらわなければ儲かりません。
よってできる担当者なら購入者の心理に応じて的確に対応してくるでしょう。
大きな買い物なので、購入側は不安と期待が入り混じった複雑な心理状態になりがちです。
そこで不安を先行させてしまうと「やっぱやめた」となってしまいます。
そのため進行段階に応じて欲しいという気持ち(所有欲)を刺激してくるでしょう。
段階の応じた不動産購入者の心理
1 検討 |
・物色していくうちにテンションアップ |
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2 再検討 |
・信頼できる家族や知人に相談 |
3 申し込み |
・不安がどんどん増していく |
4 契約前 |
・不安が最大化 |
5 売買契約 |
・一段落して不安も小さくなり満足感も |
6 決済〜引き渡し |
・幸福度最大に |
不動産の値引きで不安解消
購入者心理をたくみに誘導するための有効な手段が「値引き」。
特に不動産は高額なので値引き額も何十万となります。
するとかなり得した気分が与えられるため、最初から割引分を用意してあることも。
不動産価格でよく見る3480万といった端数の80万はおおよそ値引き分として取ってあると考えても問題無いでしょう。
不動産投資家が気をつけたいこと
投資家の場合、1棟購入するとさらにもう1棟・・・と所有欲はどんどん高まっていきます。
すると初期の慎重さがなくなり大胆になっていきます。
結果儲からない物件に手を出してしまったり。
業者側も投資家に損をさせないように的確なアドバイスをしてくれるなら別ですが、ここで際限なく購入を勧めてくる業者なら一度距離をおいたほうがいいかもしれません。
まとめ
不動産投資で物件購入時に揺れ動く購入者心理と、業者対応についてまとめました。
誰でも最初はドキドキだと思います。
マイホーム以上の買いものをするわけですからね。
でも業者側がそんな心理を逆手にとってどんな対応をしてくるのか?を知っておくことで多少はプラスに持っていけるでしょう。