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不動産投資 ペット可物件は空室対策に使える?

不動産投資 ペット可物件は空室対策に使える?

ペット可の物件にして成功した事例が紹介されていました。

 

「猫飼育専用賃貸住宅に勝機あり」(株式会社不動産流通研究所)
⇒http://www.re-port.net/topics.php?ReportNumber=46224

 

 

たしかにペット市場は拡大してますし、昔よりペットを溺愛する人の割合も増えてますね。猫カフェ開いて繁盛してるってニュースも見たことあります。それにともなってペット可物件も徐々に増えてるらしい。でも猫用ってのはなかなかないんですね。

 

また晩婚化や離婚率の上昇、孤独死などをみても一人で過ごす人の割合は今後も確実に増えていきそうです。となると寂しさを紛らわすためにペットを飼う人も増えていくんじゃないでしょうか。

 

 

で、試しに大手賃貸物件検索サイト「ホームズ」で愛知県東海道本線近辺のペット相談可物件を探してみると、約800件見つかりました。ただ全体では9200件ほどあるので1割にも満たない件数ですね。「スーモ」で東海道本線近辺を探すと約50000件中5000件ほどがペット相談可となっています。「CHINTAI」で名古屋駅周辺で探してみると約100件ペット相談可物件があり全体は1600件ほど。こちらは1割切ってます。

 

ただこれあくまでペット「相談」可ってだけなんですよね。ダメかもしれません。となると最初から100%ペット可をウリにしてるとそれだけで差別化できそうです。

 

 

上の例のように今ペット可物件は充実してるとは言いがたいので、多少駅から遠いなど条件が悪くても選ぶ人はいる可能性ありそうですね。そして成功例記事のようにペット向けの設備を充実させる方法はかなり空室対策に有効に思えます。DIYでも十分対応できそうな感じですからね。

 

紹介した記事では、壁に猫が通れるよう板で作った通路や台を設置してます。可動棚はちょっと難易度高いのでパスするとしても想像以上に手軽そうですね。といっても仮に猫用なら部屋に使われてる資材を丈夫なものにするなど別のコストがかかりますけどね。ただそれも一般資材とそれほど価格はかわらないと書かれてますし、リフォーム時にその素材が選べたらけっこう低コストで済ませられそうです。

 

どうしても埋まらない場合の空室対策の一例としてはアリなんじゃないでしょうか。

 

 

ような策が必要かを考えていくことが、厳しい市場を勝ち抜くための近道なのではないだろうか(NO)


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