イエウール
家を売るには買い手の心情を理解しよう
不動産を売るのって要らなくなったモノをリサイクルショップへ持っていけば済むような簡単な話じゃありません。
仲介業者さがして物件を査定してもらったり、買い手が見つかるまでどれくらいかかるのかもわかりません。
また見つかっても売り物件が気にいってくれるとも限りません。
売買契約が結ばれるまでいろいろな壁があります。
そこで少しでもスムーズに売却するためにやっておきたいこと、知っておきたいことについてまとめました。
売る物件をキレイにする
車や家電、古着なら売ったことがあるんじゃないでしょうか。粗大ごみならまだしも、少しは値段つくんじゃ?と思っているならキレイにしてから売りますよね。
これは不動産も同じ。
かなり当たり前なことですが、売却中はなおさら神経尖らせておきたいところです。
いつ買い手が内覧にくるかわかりません。
売るのが住居ならなおさら掃除あるのみです。
家を買おうとする人(たいていファミリー)はその家に住んでいる将来を想像します。
明るくて幸せな生活をおくっている自分たちを思い描かない人はいません。
買主が家を見たとき、タバコ等に匂いがあったり、ほこりが目についたりしたら明るい未来の姿がくすんでしまいます。
すると当然「この家はダメ」となってしまいます。
そうなると担当者がどんなに営業トークが上手でも気持ちは冷めているので買ってくれないでしょう。
家を売るには買主の幸せな想像を妨げる要因をできるだけ無くすことがポイントです。
匂いやほこりのほか、壁の傷など目につくものは補修する、外壁が汚いなら掃除したりペンキを塗る、リフォームが必要ならする、などの対策をすることでネガティブな要素を排除することが早く高く売るために大事です。
リフォームだとかなりお金かかりますが、100万かかったならある程度売値に反映すればいいですし、「リフォームに100万かけてます」と営業トークで使うのもありですね。
人間のイメージも第一印象で8割決まると言われています。
これは家も同じ。見た目にとことん気を使って買い手の好意を勝ち取り惚れさせるべし!
売却前にリフォームすべき?
上でもちょっとだけ触れましたが、リフォームしたほうが売る時の条件がよくなります。
買主が購入後好きなようにリフォームしたほうがいいんじゃ?と思いますが、家の見た目が悪いとそもそも買い手がつきにくくなります。
業者さんの話では、リフォームする気満々の買い手でもささいな汚れを見つけて購入をやめてしまったこともあるらしいですよ。
売却する側からすれば「リフォームするんじゃないんかい!」って突っ込みたくもなります。
でもそんなもんだと思っておいたほうがいいですね。
上でも書きましたがもう一度。
買い手は家を買うとき幸せな未来を想像します。
これを邪魔しないためには今現在の家をキレイにすることが肝心です。
リフォームって無駄な費用に思えるかもしれませんが、思っている以上に効果的な方法ですし、かかった費用以上に高く売ることもできるんだそうです。
というかプロの不動産業者はきちんとリフォームしてから売ることが多いみたいです。
私もこの先家を売る機会があるなら、自分の娘(いたことないけど)だと思うことにします。
娘を嫁に出すと考えればしっかりお金かけるはず。
しっかりおめかししてあげたいと思います。
娘は誰にもやらん!って人はそれでもいいんですけどね(汗)
まとめ
家を売るときに知っておきたいポイントを解説しました。
売れるかどうかは買い手しだい。
買い手が気に入るように掃除したり時にはお金をかけてリフォームすることも大切です。
もちろんバランスも大事。
自分の希望売値に相応しい手入れをしておきたいですね。