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不動産売却するとき仲介業者が内覧でみているポイントはどこ?

不動産売却 内覧

 

不動産売却を仲介業者へ依頼すると、売買契約を交わす前段階で売却主のヒアリングや物件の内覧などの情報を元に査定額を割り出します。

 

そのとき業者はおおまかに以下のポイントに注意して確認してきます。

  • 価格に反映されるポイント
  • 購入判断に関わるポイント
  • トラブル関係
  • それ以外のポイント

それぞれについて以下で解説していきます。

 

仲介業者がみているポイント

価格に反映されるポイント

この部分は素人でもわかるものがほとんど。

 

駅近、新築、デザイン、環境など誰もが魅力を感じるポイントですね。

 

仮に引越し先を探すとき、これらの項目をみて選ぶ人がほとんどでしょう。

 

こういうわかりやすい部分は価格に反映しても納得してもらいやすいので必ず確認します。

 

購入判断に関わるポイント

実際住んでみないとわからない機能面、音漏れ、◯◯製のシステムキッチンといった要素は直接価格には反映されにくい部分です。

 

ただ住むとなると大いに影響するため購入者の判断材料にはなるので確認します。

 

トラブル関係

物件内覧時だけでは100%確認しきれない部分ですが、売却主のヒアリングなどをとおして確認します。

 

配管が詰まりやすい、雨漏りがある、隣人がトラブルメーカーなどですね。

 

事故物件だと価格や購入動機に大きく影響するため特に念入りに確認してくるポイントです。

 

 

仲介業者の姿勢と選び方

売却主からすると査定額と同じくらい担当者の姿勢や人柄も気になるところです。

 

ちょっと信じられない話ですが、担当者によっては物件をまともにチェックせず過去の事例だけで査定額を提示してくる人もいるようです。

 

そんな担当者ではいくら査定額が高くても任せられません。

 

いざ買主が現れ内覧したときあれこれ突っ込まれること必死です。

 

また、同業他社を悪くいう担当者も信用できません。

 

物件を売却する時1社だけだと査定額が適性か判断しづらいため3社くらいに依頼すると思いますが、その中で他社批判することで自社をよく見せようとする担当者は仕事に自信がない証拠です。

 

そもそも影で他を悪く言う人間は信用できませんし、影で売却主を悪く言っている可能性も高いです。

 

複数社に売却依頼すると、それぞれが提示してきた査定額で比較することになります。

 

ただ単純に高い額ならOKなわけではありません。

 

あくまでその価格で市場に出し買い手が見つかったら売れるという話なので、提示額で売れる根拠をわかりやすく説明できない業者はやめるべきです。

 

物件は売れなかったら意味がありませんし、ただ査定額が高いだけでは結局値下げすることになるかも・・・。

 

 

不動産投資をしていくなら、仲介業者とは売却より購入時に関わることが多いと思いますが、どちらにしても担当者の姿勢と人柄は信頼関係をみる大事なポイント。

 

不動産を扱うプロとしていいかげんな仕事をするような担当者では任せられません。

 

またこちらと面と向かってやり取りする場で、納得の行く説明ができるかどうか?も今後付き合い方を変える必要がありますね。

 


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