イエウール


売れない田舎の空き家

空き家 田舎

 

ウチにも売却するにはハードルが高い親の実家がド田舎にあります。空き家になるのはまだまだ先ですが将来のことを考えると今のうちに対策をとっておきたいところです。きっと同じような田舎の空き家を所有、もしくはこれから所有することになる人は多いんじゃないでしょうか。そこで田舎の家(農村部)を売る上での現状について調べてみました。田舎でも市街地やその近辺なら売れないことはないと思われるのでここでは割愛します。

 

空き家バンクというサイトがあります(⇒http://www.iju-join.jp/akiyabank/)。そこの田舎の空き家成約率をみると1年以上かかるのは覚悟する必要がありそうです。場所によっては1、2年でも無理かもしれません。ただ田舎の家を持ちつづけるより無理矢理でも売ってしまったほうが面倒がありません。将来的に活用方法があるなら別です。でもそんな人のほうが少ないはず。ですので売却価格が安くなるのは仕方ないと思いましょう。

 

田舎の家はそのまま売る?それとも更地?

売る場合、

 

「そのまま売却」
「更地にしてから売却」

 

の2択があります。

 

古い家だと取り壊して更地にしてしまったほうが売りやすそうに思えます。都会だとそのほうが売りやすいようです。ただ、田舎の場合はわざわざ新築を建てて移り住みたがる人がまずいません。ちょっと前までは田舎の広大な土地に家を建てたい人も多かったようみたいが今は減っているようです。

 

そして最大の難関が金融機関のローンが通りにくいこと。現在サラリーマンで安定収入があり別荘として買うならまだいいのですが、その地へ移り住むためにローンを組むとなると新築の建物を担保にします。しかし金融機関は遠い地にある物件を担保にしたがらないようです。

 

ほか、田舎物件はその田舎の地元民が今より立地がマシだったり農地が欲しかったりする場合買ってくれるパターンがあり、そうなるとボロくても建物がないと移り住めなくなります。家を新築するよりリフォームのほうが断然安く済ませられますし、田舎の家を売却するなら更地にはしないほうがメリットが多そうです。

 

さらに更地にすると固定資産税が増えるのも痛いですね。そしてすぐには買い手が見つからないとなると・・・。更地にしてくれたら買う!という人がいないかぎり、そのままで売りに出したほうがよさそうです。

 

 


関連記事