不動産投資の成功例
世の中お金持ちは優遇されています。不動産投資の世界でも現金たくさん持っている人には一般の投資家には回ってこないようなおいしい情報がやってきます。そりゃそうですよね。おいしい物件情報なら資産家と仲良くなるため、または接点持っておくために使ったほうが会社の将来も安泰です。底辺投資家にいい情報回せばそりゃあ買ってくれるでしょうけど、融資が通るかどうかもわかりませんし時間もかかります。はっきり言って面倒です。あと資産家のほうが謙虚で人格すばらしい人のほうが多いもの。そういう人と付き合ってたほうがいいに決まってます。私が業者だとしてもいい情報はこのように使います。
じゃあ一般投資家はなかなか成功できないのか?っていうと違います。資産家が手を出さないところを攻めればいだけ。そして資産家が攻めないところは地方にあり!ということで、地方の高利回り物件狙いで成功されているかたの考え方について取り上げてみます。
地方高利回り物件狙いで成功した方の考え方
まずリスクを取ること。そしてリスクを負う可能性を最大限さげるために知識をとことん勉強すること。誰もが欲しがる投資物件は資産家が有利な条件で買っていきます。普通ではいい物件情報も有利な条件も手に入りません。
ではどうやってこの業界で儲ければいいのか?
それは資産家より勉強し、資産家が手を出さないリスクが高い分野を攻め、資産家が手間暇を惜しむ部分をやっていくこと。具体的には、
・いろんな不動産業者を回って情報を集める
・たくさんの金融機関に行き自ら交渉しここでも情報を集める
・買った後はコスト減にとことん向かい合う
の3つです。そしていずれ自分も資産家の仲間入りを果たしたいのであれば同じ土俵(この場合は利回りが低くなる都市部)で勝負していては話にならないので、地方の高利回り物件を狙っていくことになります。
ただリスクを取る、といっても地方の物件がすべてリスクが高いわけではありません。地方物件の中でも低リスクなものを狙っていく、というのが正確な表現です。
地方の低リスク物件とはどんなもの?
・キャッシュフローがでる
・売りやすい
の2つを満たした物件です。
一般投資家は資産家より圧倒的に資産が少ないため、キャッシュフローが出る物件を買って資産を増やしていかなければ次に進めません。また売りやすい物件とは、耐用年数以下の融資期間である、など売るときに他の投資家が買いやすい物件をいいます。耐用年数以上の融資が自分は降りたからといっても他の投資家が買えるとは限りません。もしそんな物件を買ってしまうと、もしキャッシュフローがでなくなる事態に陥ったら身動きできなくなる可能性があります。
以上2つの要件を満たした物件は、簡単に言うとその地方の相場となる利回りを上回っているかどうか?で判断できます。仮に平均で10%なら11%以上のものを買う、といった具合ですね。とにかく安く買うというのは不動産業界でも同じことです。
この方の投資方法でおすすめしていたのは1棟ものRCマンションでした。耐用年数が長いので将来的にも金融機関から評価されやすい、丈夫なので経費が少なく済む、といったメリットをあげられていました。ただ物件価格が高くなりがちなので知識武装して望まないとリスクがハイリターンとなった場合大変です。資産家のように現金という武器がなければ知恵や知識で戦っていくしかないですね。