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不動産投資と災害リスクと保険

不動産投資と災害リスクと保険

ある程度定期的に大災害が起こっている日本。地震大国だけあって20年に一度くらいは大震災が起こっているイメージがあります。

 

また政府発表によるとこの先30年で東京は50%、中部は70%くらいの確率で大地震が起こると発表しています。

 

私の住む東海地方ヤバイですね(汗)

 

ただ将来的に愛知県は大阪を超えて第2の都市になるともいわれてますし、人口減リスクも低く不動産投資をやっていく上で非常に魅力的です。

 

となるとなかなか悩みどころですね。

 

そこでこういった災害リスクとどう付き合っていけばいいのか?についてまとめてみました。

 

 

災害リスクへの対策

損害保険を活用する

災害が天災と人災があり、人災の範疇に入る火災については火災保険で十分対応できます。

 

また木造物件でなければまず全焼することはないので鉄筋コンクリート造りメインで購入していくのも対策になります。

 

 

地震や津波などの天災も損害保険のカバー範囲を広くすればある程度対策がとれます。

 

火災保険より保証範囲が少なくなりますが地震保険も選択肢となります。

 

また上での触れましたが政府が危険だと発表してるエリアを避けるのもありですね。

 

 

ほか、地震での倒壊リスクを少なくするには国の定めた耐震基準をクリアーしている物件を買うことも挙げられます。

 

この耐震基準ですが、1981年に建築基準法施行令改正が施行されていて、これ以降に建てられた物件なら基準を満たしていると判断できます。よって1981年より前か後か?は大きな判断基準になりますね。

 

購入する不動産のエリアを分散する

日本各地に収益物件を持っていたら1つや2つ災害にあってもリカバリーは容易です。ただそんなにたくさん所有できる人はいないでしょう。

 

ですのでせめて関東エリア、中部エリア、近畿エリアなどの範囲ごとで所有物件を分散しておくと安心です。

 

もちろん融資してくれる金融機関がなければ購入すらできませんが、本気で取り組むなら一時的に引っ越すのもありですね。

 

キャッシュを準備しておく

一番確実なのはお金です。

 

利益が出ているうちから一定額づつ積み立てておくことは大事です。

 

まとめ

不動産投資で大事な災害リスクへの対処方法をまとめました。

 

いろいろな災害リスク対策があり全部やるのが理想的ですが地域分散やキャッシュ準備は簡単じゃありません。

 

でも長期目線を大事にするなら災害リスク対策も考えておくべき要素なので取り入れておきたいですね。

 

またそのために大事なのは災害は起こるもの、と考えておくことでしょう。

 

可能性が低いからなにもしないのは投資家として、不動産経営者として成功できないんじゃないかな、と思います。

 


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