民泊の利用者との間に発生しがちなトラブルの例

民泊のトラブル

民泊の利用者とのトラブルは、貸した部屋や備品の紛失、破損が多いようです。
その他にはコミュニケーションが足りなかったり、生活習慣の違いからくるトラブルもあるそうです。

 

部屋や備品の紛失あるいは破損

民泊で多いトラブルに部屋の鍵に関するものがあります。
鍵を紛失されるあるいは持ち帰られることや事前に取り決めた返却場所を間違えるといったトラブルがよくあるそうです。
また、部屋が散らかっている程度でしたら掃除をすれば良いのですが、部屋の壁や柱にキズをつけられたり、台所や浴室、トイレなどを壊されるトラブルもあるといいます。
悪質になりますと、部屋に備え付けている備品を盗まれたり、破損するようなこともあり得ます。
たとえば、置物などインテリア製品を持って帰られたり、壊されるといった例もあり、民泊でよく使われるモバイルwifiルーターを盗られたところもあるといいます。
また、部屋の中では禁煙という約束で貸したのにも関わらず、宿泊後の部屋にタバコの吸い殻が残っていたり、タバコの臭いが残っているということもあるそうです。

 

コミュニケーション不足等のトラブル

民泊は外国人の利用が多いですから、言葉の違いによるコミュニケーション不足や生活習慣の違いによるトラブルも出てきます。
例えば、予約後の利用者との連絡はメールを使いますが、慣れない外国語のため詳細まで上手く伝わらなかったりします。
あるいは運用代行業者にメール連絡を依頼した場合には、業者との意思疎通が上手くいかないトラブルもあります。
このようなトラブルで多いのは、利用者の人数が予約の時と異なっていたとか、部屋の使用方法についての説明不足から常識的な宿泊以外の目的で使われることもあるそうです。
また、部屋の設備の説明が日本語表記で使い方がわからないというトラブルもみられます。
生活習慣の違いでは、時間を守らないというトラブルが結構多いようです。
これは鍵を渡す時間になっても利用者が現れずに時間が無駄になったとか予約した日を間違える利用者もいるそうです。
その他には大きな声で話すため近所迷惑になるとか、あちらでは簡単なパーティーのつもりがこちらではちょっとした騒ぎに感じられる等があります。
ここでは部屋や備品の盗難や破損を除きますと犯罪になるようなトラブルには触れませんでした。
しかし、海外では民泊でレイプなどの犯罪が行われたりする例もあったそうです。

 


外国人が多く宿泊する民泊は要注意?近隣住民とのトラブルは?

外国人利用者の多い民泊では近隣住民とのトラブルが多発するそうです。
具体的には集合住宅でのセキュリティに関するもの、そして騒音やゴミ出しといった問題が続きます。

 

集合住宅でのセキュリティ問題

集合住宅にはオートロックのところがあって、関係者以外は容易に入り込めない構造をしています。
このような集合住宅の中で民泊をしている部屋がありますと、普段見かけない人の出入りが頻繁になります。
特に集合住宅の共用部分はそこに居住している人が使うところです。
ですから、入れ替わり立ち代りで民泊に宿泊している人が往来することでセキュリティ上の不安を感じる居住者もいます。
また、外国人利用者の多い民泊ですから、今までとはその集合住宅の雰囲気が変わってしまい居心地が悪くなる居住者も少なくありません。
そして、セキュリティや雰囲気の悪さからくる財産的な価値の下落に結びつきますと居住者にとっては切実な問題となります。

 

騒音やゴミ出し問題

民泊で騒音に関するトラブルは何人か集まって部屋で騒ぐのが一番多い例です。
これを防ぐために部屋の使用規定で防ぐようになってきていますが、それを守らない利用者もいます。
また、たちが悪い利用者になりますと、部屋で騒がないで近所の公園や空き地などに陣取って騒ぐこともあるそうです。
こうした利用者には注意すれば良いのでしょうが、相手は大柄な外国人が多く、日本語が通じないことも多いですから躊躇ってしまうようです。
そして、最終的には警察に通報されることもあります。
ゴミ出しについては、地域ごとにやり方は異なるものの分別が進んでいますので、それを守らない民泊利用者に対する苦情も多いそうです。
そして、きちんとごみ処理をしていないため異臭を放つこともあり、それに対する苦情も少なくないといいます。
こうした近隣住民とのトラブルは、民泊からの撤退に結びつくことが多いそうです。
はじめてから早い時期での撤退は初期投資の回収ができないこともありますので近隣住民とのトラブルは極力避けたいものです。

 

中国人観光客を相手に民泊で一稼ぎって実現性どうなの?

中国人の日本への個人旅行は、ビザ緩和に加えて中国と日本間の格安航空路線の開業が相次いでいるため一種のブームになっています。
そのため旅館やホテルより安く泊まれる民泊も活況を呈しています。

 

民泊が中国人に受ける訳

日本への中国人旅行者が民泊をよく利用する訳は大きく分けますと3つあります。
1つは旅館やホテルより安く泊まれることです。
そして、旅行者が日本を大勢訪れるシーズンでは、旅館やホテルの予約が取りづらいのがもう1つの理由です。
3つ目は民泊の方が個人旅行者にとっては旅館やホテルより自由が利くこともあります。
これらは民泊に宿泊する直接的な理由ですが、中国系の民泊仲介サイトが充実していることです。
そしてこのようなサイトの日本への進出が盛んになっていることも日本の民泊需要の多さを後押ししています。
ただ日本の民泊は諸外国に比べて法的な整備が遅れているため、合法的に民泊をはじめるにはある程度のコストがかかります。

 

儲かる中国人向けの民泊

日本の民泊を合法的に行うには旅館業としての許可を受けるのが一般的です。
この許可は近頃の規制緩和によって以前より取りやすいといわれていますが、許可取得にはある程度のコストがかかります。
そして民泊で儲けるためには、宿泊者の数が多い人気のある場所に開業する必要があります。
例えば都心のスポットに民泊施設を確保して、上記の中国系の民泊仲介サイトや欧米系の仲介サイトに登録して集客しますと高い稼働率を達成することができるといいます。
場所的には都内ばかりでなく京都や大阪など観光地あるいは買い物で人気のあるところも同様に儲かるそうです。
ただし、民泊の初期投資や運営コストを抑えることが儲けを出すために必要なことはいうまでもありません。
民泊に欠かせない仲介サイトですが、欧米系の仲介サイトは英語が中心ですから多くの外国人に対応しています。
中国人旅行者の集客は、こうした欧米系仲介サイトと中国系の仲介サイトを上手に使い分けることで大きな利益をあげることができるようです。

 

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