不動産融資を依頼する金融機関の審査基準

不動産融資 金融機関

 

高額な不動産を購入するときにほとんどの人が利用することになる融資。融資してくれる金融機関はたくさんありますが、貸すか貸さないか?の審査基準はそれぞれ違います。審査ポイントはおおまかに4つあり、属性、理由、返済履歴、担保からなります。金融機関によってどれを重視するか違うので、自分の現状に有利な審査基準をもった金融機関を選べば、融資の可能性も高くなります。そこでここでは金融機関の審査基準について、おおまかな特徴をまとめてみました。

 

金融機関ごとの審査重要ポイント

 

融資重要ポイント早見表

◎・・・かなり重要 ◯・・・重要 △・・・普通

種類

属性

理由

返済履歴

担保

都市銀行三井住友、三菱東京UFJなど
地方銀行地方名の銀行など
信託銀行三井住友トラストなど
信用金庫地方名の信用金庫など
信用組合地方名の信用組合など
ネットバンクジャパンネットバンク、住信SBIネット銀行など
ノンバンク消費者金融など
公庫住宅金融支援機構のフラット35を扱うモーゲージサービス全般
その他金融機関によって異なるJA、ゆうちょ銀行、労働金庫など

※あくまで目安です

 

不動産融資の審査ポイント 銀行系

銀行系は金利が低いのがおおきなメリットです。そのかわり年収や勤め先などの属性を重要視するため、ハードルは高くなります。

 

都市銀行

都市銀行はかなりの属性重視で担保がいまいちでも属性でカバーできていればOKとなることも。大顧客向けがメインでとっつきにくいかもしれませんが、住宅ローン専門部署なら比較的融通が利くでしょう。

 

地方銀行

地方銀行の場合、不動産のある地域が営業エリア内なら審査は甘めに。金利を低くしてくれることもあります。勤め先が地元優良企業だと評価が高くなります。

 

信託銀行

信託銀行は取引のあるお金持ちやその関係者向け融資商品となっているのが特徴です。よって属性と担保重視となりますが、金利は他より低めです。

 

信用金庫

信用金庫は中小企業経営者や役員、社員向けの金融機関です。以下で紹介する信用組合と同じようなものですが、こちらのほうが小規模な会社や個人事業主に厳し目となっています。都市銀行、地方銀行で審査NGでも信用金庫なら可能性があることも。ただデメリットは融資額が銀行系にくらべ低めな点です。また担保のある、なしには柔軟ですが、あるならその評価は厳しくなります。

 

信用組合

信用金庫とほぼ同じで中小企業向け。ですが、個人事業主や小規模な会社への融資はこちらのほうが有利といえます。

 

ネットバンク

金利の低さが特徴。その分を人件費削除などでカバーしています。そのため手続きが簡易的になっていて話し合いで納得させて融資を取り付けたい場合は不向きです。また、シンプル故に借入なし、ちゃんとしたところに務めているといった属性がもともといい人向けといえます。返済履歴がグレーなら他にしましょう。

 

ノンバンク

ノンバンクとは預金業務をやっていない金融機関のこと。ノンバンクの住宅ローンは金利が2〜8%と他より高めなのが特徴です。その分、銀行系で審査対象外な人でも融通がききます。基本的に返せなくなった時のことを重要視するため、担保あるなしがポイントになってきます。担保さえあれば、非正社員でも、借金があっても、勤続年数短くても融資の可能性があるところです。ノンバンク系は融資手続きが他と違って独特なので事前にしっかり調べておきましょう。

 

公庫

金利のやすさが最大の特徴です。ほぼネットバンク系と同じ特徴になります。

 

その他

主なものにJA、労働金庫、ゆうちょ銀行などがあります。JAは農家に有利、労働金庫は組合員が有利です。他より独特な審査なので他がダメでもここなら通る可能性があります。といっても以前私がJAへ申し込んだときは取引のある農家じゃないから〜ということで門前払いでした(汗)。

 

ゆうちょ銀行は個人事業主でわざと赤字申告してる人向けの住宅ローンに力を入れています。将来的に低所得者向け融資商品が加わるという話も。候補の1つに入れておきたい金融機関です。

 

その他、企業の社内融資、公務員の共済などもあります。無担保のものもあったりするのでメリット大です。が、種類は少ないので購入者の条件にマッチしていればありですね。

 

 


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