おうちダイレクトとは?仕組み

おうちダイレクト

 

YAHOO不動産公式サイト内にある「おうちダイレクト」。
https://realestate.yahoo.co.jp/direct

 

2014年にソニーが立ち上げたソニー不動産とYAHOOがタッグを組んで2015年11月にスタートした「不動産業界に風穴をあけるか?」と噂されている新サービスです。当然既存の慣習で利益を得ていた不動産業界関係者は猛反発中だったりします。

 

「おうちダイレクト」とはいったいどんな仕組みなのか?

おうちダイレクトは、家の売却主が不動産業者を介さずに直接売りにだせること、そしてその価格を自分で決められることが大きなメリットとなっています。家の情報はおうちダイレクトサイト内に掲載されます。そして欲しい人は直接売主と交渉することになります。

 

また、業者に仲介してもらうと手数料として「成約価格3%+6万円」程度がとられるんですが、このサービスでは売主側にその負担がありません。

 

ほかにも、大量のデータを集計し分析するビックデータと人の思考をサポートするAI技術を活用したわずか1分で家の相場がわかる仕組みを導入していて、売主が価格設定をサポートしています。

 

 

 

おうちダイレクトは浸透するのか?

YAHOO不動産に登録していた業者約280社は情報提供をやめるなどして抵抗していますが、YAHOO側も一歩も引かず、平行線を辿っている状態。ただYAHOO側はソニー不動産以外の参加も検討しているのでより柔軟に思えます。

 

反発する会社が多いのは結局この業界の悪習である売主と買主両方から手数料をもらおうとする「囲い込み」ができなくなるのが嫌だから、というだけのようです。

 

2016年2月現在で「おうちダイレクト」に掲載されている物件数は9件と非常に少ないです。とても浸透してるとは思えませんが、まだスタートして間もないサービス。そして「おうちダイレクト」以外にもさまざまなネット企業が古い慣習が蔓延るこの業界を変えるべく参入してきています。買う側がよくわからない相場情報を検索できるサービス、リフォームやリノベーションで手抜き工事ができないようて工程や進行具合をスマホで確認できるサービス、リフォーム時見積もり価格どおりに実施してくれるサービスなどが始まっています。

 

既存業者たちがこの流れを止めることは難しいでしょう。いつになるかはわかりませんが、近い将来当たり前に行われてきた悪習がなくなっていくことは間違いないんじゃないかな、と思います。そうなったときおうちダイレクトも大きな存在感を放っているはず。


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